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パンクのこころ 有頂天のこころ

お友達からもらった、有頂天の「FIN」を聴きまくってて、ついでにWebでも有頂天関連であれこれ検索してみた。
あの当時の、ナゴムレコードとかそのあたりはとてもとても詳しい人がたくさんいて、おかげさまで、かなり詳細に知ることができたのです。

私がはじめて、有頂天を見たのは、CATVの番組で、でした。
甲府という町は、ケーブルテレビに加入していないとNHKを含めて4チャンネルしか無く、おかげさまでケーブルテレビ加入率日本一、という名誉なんだかよくわからない記録をもっていたのでした。今はどうか知らないけど。
で、そのCATVでも独自のチャンネルがあり、独自の番組があったのです。そこでね、パンク特集というくくりがあり、30分番組をリピートして放送していたんです。
幼き榛名さん、どこで知った情報なんだか、パンク=臓物 的なおっかない印象が植え込まれていて、それでも見ようと思ったってことは、心のどこかでそういうものに惹かれてたのかもしれないね。宝島とかビックリハウスとか立ち読みしていたし。蔵六の奇病とか、そのへんのジャケットの印象もあったのかなあ。
で、その番組を指の隙間からどきどきしながら見ていたらね。じゃがたらは大人数でやってるし、ばちかぶりは「うんこ食べたら40万円」とか歌ってるし(トモロヲ……)、キャ→は、可愛かったな。ウィラードは私にはちょっとよくわかんなかった。
で、有頂天。ステージに犬を連れてきていたのです、ケラが。そして「ドウブツたちの空」とか歌っていたのだな。
私はこの犬が、大変なことになってしまうのではないか、とどきどきしながら聴いていたのを覚えているのです。んなわけないんだけどな、今思えば。

パンクじゃないよね、これ。インディーズというのならばわかるんだけど。そこはおおらかな時代ってことで、私の記憶違いではないと思うんだけど。

それからも単独ライブを放送していたのを見た記憶があるんだよな。その後NHKのベストサウンドでピノキヲをやってて、おお、彼らもメジャーになったものだ、とか偉そうに思っていたり。中学生の分際で(笑)
なんだ、こうしてみると私、結構好きだったんだな、このバンド。確かに今聴いても心が躍るのです。

さきの番組は、録画していないので見ることはできないのだけれど。今の世の中、強く願ってさえいればいつか出会えるような気がする。ぼうっと待つことにしよう。

Musical Baton

みけちゃんの uNDer thE sUn よりバトンがきましたよ。

・コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

19.3GBでした。もっともよく聞いてないものも入っているし、容量が逼迫していたときに外付けに書き出してしまった分などもありますが。

・今聞いている曲

クラムチャウダー・シベリア・アタックの、「Blogkicks」(笑)
いや、本当に。iTunesのパーティーシャッフルをよく使うんだけれど、この曲の前には、Bill Evansが流れていました。
ちなみに、CcSAで好きな順で言えば、この曲は最後。

・最後に買ったCD

TRIX「MODE」
ウルトラバカテクフュージョン。
途中の「バカ」は、テクにもフュージョンにもかかる。ついでに、そこで体言止してもいい(笑)
21世紀最強のフュージョンバンドの2nd。

・よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

5曲というより5枚になっちゃうなあ。

1) YMO「BGM」より'MASS
私が生涯最初にレンタルレコード屋で借りた「BGM」。既に散開間近だったYMOのRydeenを聴いて音楽の面白さに目覚めた私は、みんなに「YMOっていいよねっ!」と言いまくっていた。
その頃通っていた塾の講師は、地元の大学の学生だったのだけれど、彼が「じゃあ、BGMは聴いた? MASSってのがいい曲なんだよ」と教えてくれたのでした。
RydeenやTechnopolisのようなわかりやすさは無い難解なアルバムの中でも、さらに沈み込むようなDeepな曲。今思えば中学生に勧めるにはちょっと重い。だけど、それに感謝しているのです。見事にはまりこんで、そこからさらにさらに深海に私はもぐっていったのでした。
ちなみに私にとってのYMOは、この「BGM」と「TECHNODELIC」で終わり。それぞれに「終わり」を意味する曲が入ってるのが興味深いよね。やっぱり、この後の活動はオマケって感じがする。クォリティは高いけど。

2) CASIOPEA「HALLE」より'HALLE
YMOで音楽に目覚めた少年は、そのまま流行りモノに向かうかと思ったら、YMOのレコードの帯に書かれていた、同じアルファレコードのCASIOPEAに興味を向かわせたのでした。
今から20年前。20年間ずっと好きなグループってことは私の身体の中の2/3はCASIOPEAでできているのですよ(笑)
で、ちょうどこの曲が出た頃。魂を抜かれる思いをしました。
そして私のフュージョン遍歴が始まったのです。

3) 遊佐未森「ハルモニオデオン」
これはアルバム全体で。丹念に丹念に作り上げられた世界観と、そこに完全一致された楽曲とブックレットとデザインと。コンセプチュアルアートとしてほぼ完璧な一枚。
中に入っていたブックレットの小説を読んでかなりの衝撃を覚えたのです。なので私はどっちかというと遊佐未森本人よりも、外間隆史という人物に興味を持ちました。ってことで、彼の「St.VICA」もかなりの愛聴盤。

4) SOFT BALLET「MILLION MIRRORS」
これもアルバム全体。それ以前のBody to Bodyから気になる存在だったソフトバレエ。アルバム一枚ごとにものすごい勢いで成長を重ね、ついにここにたどり着いてしまった。YMOにおける「BGM」だと思う。つまりここでファンを駆逐して、ふるいにかけたと。
歌詞も曲も難解。しかし、今聴いても「……すごい」と声が漏れてしまう。
このあとソフトバレエはさらに成長を重ねて、難解ポップの道を進んでいく。
3人というのがグループの緊張感を作るのかなあ。3人だったグループが2人になったりすると急につまらなくなったりしない? ソフトバレエは、3人のジャイアンとか、3人のオネエとか言われていましたが(笑)
残念ながら再結成後の曲にこの緊張感は無くて、いい曲なんだけど……という評価。

5) 相曽晴日「太陽のご馳走」
パールライスのCM曲が入ってるということで、友人がテープにとってくれたアルバム。
私小説のような楽曲ばかりが並ぶのに、どうしてこんなに琴線に触れるのだろう。
カセットテープがへたれてしまい、CDが欲しくなった私は、かなりあちこちのCDショップを巡り歩いた。「宇宙の記憶」「Highnoon Highmoon」などはこのときの努力で入手することが出来たけれど、この「太陽のご馳走」だけは全然見つからない。
もうほとんどあきらめていたところ、先の友人が「借りたレンタル屋が閉店セールやってて、300円で売ってたから買ってきた」と、CDを私にくれたのだ。
とても嬉しかったのだけれど、その後もこのアルバムを中古店などで見かけることは無く、この世に私が持っている一枚しか存在していないんじゃないか? と時々本気で思ったりする。

・バトンを渡す5名

このMusical Batonという企画は、「同じ質問についてみんなで解答する」とその人となりがわかったりする、という意味で面白いと思うし、細々と続いて欲しいなとは思う。
だけど、1から5に増やすのは、やりすぎだろう(笑) それだからチェーンメールみたいとか、スパムみたいって言われるのよ。
なので、私からは一人だけ。

麻生舞夢の「Paradise of Replica」に。
シカト上等。よろちく。

あ~七隈

福岡市営地下鉄の新線「七隈線」が開業したこと、そのイベントにCASIOPEAの向谷氏が出演したこと、どちらも知ってはいたのだけれど、いかんせん、福岡は遠いです。
いいなー。記念の小型印もたくさん出たみたいだし、行きたかったよ、と思っていた私に、思いがけないプレゼントが。

向谷氏の期間限定blog「向谷実の鉄道と音楽がいっぱい」に、そのときに作曲&演奏された曲がアップロードされていました。

うわーい!
イマサラ言わなくとも、ワタクシ、20年来のCASIOPEAファン(マニア(笑))でございます。
なおかつ、お気楽ステーションなんて鉄マニアックなサイトもやっている、鉄子さんです。

ああ、もう、私のためにありがとうございます(ちげえよ)

曲はもう文句なし。CASIOPEAのカラーとはちょっと違うけど、いい曲でっせ。

ほかにもトレシミュの曲とかまとめたCDって出ないのかなぁ。

FUSIONやんべ?

20041218_080
……とか言っちゃう女子高生は、いくらスイングガールズがヒットしても、いなかろうなあ。

画像のBASSは、IBANEZ。以前は、YAMAHAのMB-Ⅲを使っていたのだけれど、いつの間にどこかにいってしまいました(たぶん、大学におきっぱなし)。
ロングスケールなので、かなり弾き辛いです。指が短いからか。
そもそもこのベースは、とあるバンドに参加するために買ったもので、あんまりFUSIONとかJAZZ向けではないですね。どっちかというとピックでがりがり弾く感じ。音は割とSOLIDかな。

本質的にチョッパー好きなので(笑)、物足りなかったりします。せめてミディアムスケールだったらなあ。

普段からFUSION好きで、結構昔からベース弾きを公言しているので、ウマイと思われるかもしれませんが、とんでもありません(涙)
へたれなのです。しょんぼり。
最近じゃ、こうして写真の小道具にしか使っていない。もったいないよね。

このCDのコピーコントロールは……

私にとって、「戸田誠司」は、「Shi-Shonen」ではなく「FAIR CHILD」からだった。

いまどきの青少年には信じてもらえないかもしれないけれど、毎号「ソノシート」がついた音楽雑誌があった。
「キープル KEYPLE」
テクノ少年少女にとって、身近であり憧れの存在であるミュージシャンを多く扱った、キーボーディスト向け……というよりは、テクノ、打ち込み、宅録を対象とした雑誌の走りだったような気がする。
そこで、「Shi-Shonen」は知った。確か広告があったんだと思うけれど。あと、同時期なのは「URBAN DANCE」かな。森岡賢ちゃんですよ。きゃー(誰もついてこない)。
……で、結局リアルタイムで聴くことはなかった、Shi-Shonenにいた、戸田誠司という人が、FAIR CHILDというバンドを始めたことは知っていたし、ぽろぽろと評判は漏れ聞こえてきていた。
FAIR CHILDは知ってるよね? ほら、最近はすっかりテレビタレントになっているYOUがVOCALをやっていたバンド。可愛かったんだよ。ね、嘆きの健康優良児とか、知ってる? 完顔阿骨打じゃないぞ(もはや、全員おいてけぼり)。
そのFAIR CHILDも、YOUいわく、「ギター担当があたまおかしくなって、ベース担当をギターで殴って解散し」たそうで(笑) 今でも時々聴くよ。

その(殴られた)戸田さんが約10年ぶりのソロアルバムを出す。その話を最初に聞いたときは、へーそうなんだ、くらいにしか思っていなかったのだけれど、あちこちの音楽系ニュースサイトの記事を読んで、俄然興味を増した。
CD EXTRA仕様となっていて、もちろん、CCCDではない。それどころか、そのEXTRAのトラックには、全曲のmp3が高音質(192kbps!)で入っていて、readme.txtには、こう書いてあるそうです。

> Copy control of this CD would be up to you.
> このCDのコピーコントロールはあなたのハートにある。

くうっ。たまんねえっ。カッコよすぎる。
そうですよ、そのとおり。で、ご本人の公式サイトに行ってみたら、あれこれ視聴できたので、片っ端から聴いて見る。あー、これは、よいかもしれない。

↑のセリフにしびれたご祝儀として、買おうかなーと思っております。

実家にまだ、何冊か、キープルあるかな。橋本一子のソノシートとか、ひょっとして高値になる?(笑)

サックスと嘘とビデオテープ

菊地成孔氏の「DEGUSTATION A JAZZ」をようやく購入。あんまりいいCDプレイヤじゃないのが残念だけれど、かけっぱなしにしています。

私にとってJAZZは、未知の音楽ではない。けれど、じっくり味わった音楽でも無い。
YMOで音楽に目覚め、そのままCASIOPEAなどのFUSION方面に走った私は、インストゥルメンタル音楽ばかりを聴いてきた。その多くは、TECHNOかFUSIONだったけれど、時々JAZZ畑出身ミュージシャンの音楽も聴いてきた。ただ、その程度だ。
インプロヴィゼーションがあって、楽曲そのものよりも、プレイヤの演奏に耳を傾ける形式は、かなりそこに漬かりこまないと理解できないような気がしていたし、若い頃ってどうしても、メロディーがガーンと! リズムがトリッキィ! なんていうわかりやすーい音楽を求めちゃったりするんだよね。
しかし、私も年を重ねるにしたがって、そうしたわかりやすい音楽に食傷気味になってきた。もう少し、ライフスタイルにしみこんでくるような、BGMほど背景ではなく、ROCKやPOPSほど厚かましくない音楽を期待したとき、AMBIENTやJAZZが浮上してきた。
聴き込めば聴き込むほど味わいがあるけれど、かけっぱなしにしていても耳に馴染む。

スーパーなんかに流れている安っぽいBGMと、実は楽器の組み合わせや、音楽的構造は似通っていたりする。インストと聞くとそういうイメージを持つ人がいるのも理解できる。
でもねー、全然違うんだよ。
プロのミュージシャンの凄みって、その人自身を演奏に投影できること、だと思うのだけれど。楽曲を読み下した上で、ね。
特にSAXは、生の息遣いがそのまま音になる。その人がどんな呼吸をしているのか、がわかってしまう恐ろしい楽器だ。
伊東たけしのSAXは、やんちゃだ。悪ガキなんだけど、スナオで、熱くいいヤツ。ガキ大将的。
土岐英史のSAXは、とにかくアダルトだ。音色がピンク色だと言ってもいい。官能的過ぎて少々スケベにも聴こえる。
そして、菊地成孔のSAXは、神経症的だ。彼の言葉と同じで、散漫で飛びまくるんだけれど、一本筋が通っていて、聴き終えたあとに、ほうっと感嘆のため息が出る。
すげえ、とついつぶやいてしまう。

お奨めします。

あ、タイトルに意味なし。

脱退と解散と引退と

ミュージシャンの作り出す音楽を愛している以上、その次に発表される音楽を聴けなくなる、という可能性は常に秘められている。
もちろん、それによって過去の作品に傷がつくわけでもないのだから、それを聴き続ければよい、とも言える。けどさ。人間贅沢だから、新しいものを常に欲しがるんだよね。そして新しいものは、前よりもよいものだ、という期待を抱いてしまう。
例えばグループには、そのメンバーによってしか生み出せない音の重なり(グルーヴというか)があるし、メンバーが入れ替わることによって、新しい化学反応が生まれ、よりよくなるかもしれないし、悪くなるかもしれないし。
私も過去に何度と無く、ミュージシャンの入れ替わりを見てきた。
例えば一番最初にココロに響き、この凄い音楽は何!? と私をひきつけたグループは、その経験とほぼ同時期に「散開」してしまったし。
今までで一番ショックだったのは、CASIOPEAの分裂だったかな。THE SQUAREから伊東たけしが抜けたときも驚いたけど。ネタが地味か。じゃ、MARICE MIZERのGACKT脱退→KAMI死去の怒涛の展開とか。筋少から大槻ケンヂが脱退ってのも、大技だったよね、とか。爆風スランプから江川ほーじんが抜けた直後、新ベーシストが決まるまで、いろんな人が弾いていたのがめちゃ面白かったなあとか。SOFT BALLETの解散は、まあ予想できたけれど、思ったより早かったね。そういえば、今再結成してる最中だっけ。しまった、聴いてないや。……とか。
近頃はひと段落した、再結成ブームを眺めていて、グループの解散というのは、そうそう悲観することではないのだな、と感じたのだけれど、それと同時に、やはり音楽には、「味わい」もあるけれど「旬」もあるよなあ、とも思った。ミュージシャンも人間だから私と同じように年を重ねる。それが音楽に魅力的に響くかどうか、はひとくくりにはできないし。やっていた音楽が、若さを前面に押し出していたものだったりすると、どう成長を聴かせるかが大きな課題になってしまうし。
結局、一番聴きたい音楽は、何かの瞬間にずきんと私を打ち抜いた音楽を作った人の、円熟味を増した将来の音楽なのかな。
期待しているミュージシャンは、案外たくさんいる。楽しみにしておりますよ。