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リニアモーターの矢

先日、中央高速道河口湖線を走行していたときのこと。
都留市内にある、JR東海リニアモーターカーの実験線が見えてきた。
以前見学センターに訪れたことはある。ただ、運転時間外だったので、走っている姿を見ることは無かった。

改めてその立派な橋梁を眺め、ああ、ここをリニアモーターカーが走っているんだなあ、高速道路を走りながらそれに遭遇するとしたら、ものすごい確率だろうなあ、と思った瞬間だった。

右方向から左方向に向かって、白い矢のようなものが駆け抜けた。
時間にして1秒に満たない。音も無い。本当に私はそれを見たのか? と自問自答するくらいに一瞬。

見た。見てしまった。そのとてつもない偶然で、リニアモーターカーが走行している姿を見てしまった。

私は、怖くなった。
天文学的ともいえる偶然が、ではない。それは単なる「運のよさ」で片付く話だ。
……その速度が。

もはや人間が乗るモノの速度を超えてるよ。想像のレベルを数段凌駕してる。
テレビやサンプル映像で見るのとは違う。
あんな恐ろしいものに、人が乗るの? 本当に? うへー。

……きっと、今から40年前。東海道新幹線が開業する前にもこんなことを思った人たちはいたんだろうな。
今はじめて、その人たちの気持ちを理解しました。うん。

ところで、万博にあわせて、愛知県でリニアモーターカーの営業線の建設が進められている。
Linimoという愛称が付けられている「愛知高速交通 東部丘陵線」で、藤が丘から万博八草までの8.9キロ。
こちらは「HSST」と呼ばれる仕組みで、JR東海のソレとは、実は全然違う。
JR東海の高速リニアモーターカーは、超電導磁石による浮上式。こちらHSSTは常電導磁石による吸引式であり、車体重量で沈むのを下部から吸引して浮上させるのだそうで。最高速度は200キロ前後なんだって。
詳しくはこちら

利点はそれぞれにあるのだけれど、HSSTが実用化に向けては一歩リードした形。ちょっとびっくりなのが、トヨタが絡んでるってことで。今までに無かった鉄道事業と自動車産業を融合させる実験場でもあるのかな。

万博には行くつもりだし、新しい乗り物は基本的に好きなので、乗りたいと思う。こちらはわくわくするんだけれど、JRのアレはまだ私の中のどこかが怖がってる。
あの矢のはやさは、頭から離れないよぅ。

【コネタ未満】くつを脱いであがる場所

images/20041007_006_1

全国約6,000もの郵便局に訪れたことのあるTくんが、驚いていた。
畳の上にある郵便局なんてはじめてです、と。

場所は、山梨県の身延町。と、いっても最近身延町と合併した、元中富町と言うべきか。
ひなびた山間にひっそりとある、大須成簡易郵便局。
外見は田舎によくある公民館風。実際公民館としても使用されていて、入り口の扉を開けると、廊下があり、その左手に畳敷きの広い部屋がある。
その部屋を越えた先に、郵便局があるのだ。
当然、くつを脱いであがることになる。畳と埃と木造の家屋のにおいが入り混じり、いっそうの「田舎っぽさ」が感じられる。

過去に、くつを脱いであがる「町役場」ならば行ったことがある。福島県矢祭町。合併しない宣言や、住基ネット不参加宣言など、独特の町として知られているけれど、そんなところまで、と感心した。

くつを脱ぐと、なんとなく、お邪魔している、という感覚になる。くつろぎ半分、緊張半分。
古き日本の、わびさび、めりはり。

他にもこんな郵便局あるのかな。