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この女装コミックがすごかったね!2014年版【一般作品その2】

前回からの続きです。

◆夏目 ココロ 「わたしと繁殖いたしましょう」 講談社

浦島太郎を翻案したえすえふコメディ。潮カズキは素で女の子に見える男子。作中で何度も女装しています。あのクラゲを通過したときは衣服だけが変わるの? ちょっとTS的にも見えますが、女装ってことでいいのかな。以下続巻。


◆はらまさき 「ラブ・ボーイ・ラブ」 小学館

ど真ん中ストレートの豪速球ボーイズラブを一般誌で。とはいえ、BLとはちょっと違っていて、普通に男の子が男の子を好きになる、ということを描いている作品かなと思います(単行本の段階ではまだ一部設定が明らかになっていないところあるのですが)。
女装シーンはわずかで、女の子に張り合って女装してみた、というぐらい。サブにゲイを自覚している男の子が出てきますが、彼の言うセリフなど、現実的でリアリティがあって重い。


◆ヒロイチ 「お助け巫女ミコちゃん」 一迅社 IDコミックス わぁい!コミックス

正直箸休め的お気楽コメディかなと思ってたところがあるのですが、あれれ男の子とラブな展開に?
あとがきにて著者の方の男の子ラブに関する葛藤も語られています。ひかるtoヒカリのところで書いたこととほぼ同じようなことを考えたりしておられるようです。
まったく先が読めないのですが、以下続巻……。出るのかな。でも、あそこで終わっちゃうのはいくらなんでも。


◆福島 鉄平 「アマリリス」 集英社 ヤングジャンプコミックス

毎年年末に駆け込みで発売される本の中に、驚くような秀作があったりして、それを一つの楽しみにもしています。
今年のヒットは、こちらでした。表題作は「へんたいのおじさん」に買われ、いかがわしい女の子の衣装を着せられて接客をさせられる孤独な少年と、普通の少年との切ないお話。デフォルメされた絵柄でソフトに見えますが、ヘビーな少年の心情が胸を打ちます。
もう一編の女装作品「私と小百合」は自分の女装姿に恋をしているだろうクラスメイトとのお話。著者も書かれていますが、この女装ヒロインの可愛さ可憐さたるや。そりゃあ恋だってするさ。


◆ふみふみこ 「ぼくらのへんたい」 徳間書店 リュウコミックス

4巻から6巻まで出ました(4巻の発売日は2013年ですが、初版発行年月日が1月1日なので)。
女の子になりたいと願って女装をする、という人物が登場する作品が実は今年あんまり多くはありませんでした。強制だったり手段だったり(この作品にそういう側面もありますが)。なので、見ていて心苦しくなろうともこの作品に登場する女の子になりたい少年は、否が応でも私をかき乱します。


◆ぷらぱ 「だんしんぐ!」集英社 GJYJC

全寮制の女子校に入学した男の娘、という設定は、もう何度も見てきました。そして中で語られるエピソードもどこかで読んだようなものが多くて、なぜこの作品が2014年の今、世に出たのかなと割と真剣に考えてしまいました。
もちろん絵柄は大変に可愛いので、ぬるま湯的な時空を楽しむためのものなのかな。もしくは、いつだって入門者はいなくならないよ、というフォローアップなのかもしれません。


◆ボマーン 「も~っと!蒸し暑いからぬぐー」 KADOKAWA/エンターブレイン TECHGIAN STYLE

ローファイデジタルコミックの続編。女装のリョウ子がちらほらと。この作品の本筋ではありませんけれど可愛いです。


◆マツリ セイシロウ 「少年プリンセス」 秋田書店 チャンピオンREDコミックス

一冊で完結の割にはスケールが大きく、ドラマティックな物語。満足度高い。
オリエンタルなプリンセスの衣装は布がめっちゃ少ないけれど大変に可愛らしく魅力的(なぜかケモ耳はえてる)。まー普通の男子には着こなせませんわ。
ラブコメとしても充分に楽しめます。コスパ高い。おすすめ。


◆三尾じゅん太 「花嫁は十七歳」1巻 オークラ出版

女の子として育てられた十七歳になる桜子と、そのお見合い相手のミステリ作家のお話。前提は荒唐無稽でも二人の暮らしぶりはリアリティがあって、ちょっと憧れます。
女の子になりたくて女装をしているわけではなく、女の子の格好をしているから愛されているというわけでもないので、いずれは女装からの卒業が描かれるのでしょうか。可愛いので残念ですが。


◆宮月 もそこ 「兄がライバル!」 マイクロマガジン社 マイクロマガジン☆コミックス

可愛い絵柄でさくさくと読める四コマ。もうタイトルがすべてですね。男の娘である兄……姉と、同じ人を好きになった妹のドタバタギャグ。女の子の格好をしていて男の子を好きになるというのは、割と普通のことだと私は思うのだけれど、身内からすればツッコミたくもなるものなのでしょう。ってか、なんでこんな男の子のことが好きなんだふたりとも(笑


◆meco 「女装男子みいちゃんとその彼氏(?)けい君」 竹書房

男子校で女装する、というシチュエーションは好きです。リアル紅一点。
BL作品ですので、女装は手段です。楽しんでるけどそうせざるを得ないような志向があるわけでもない。ただ、好きな男子に振り向いてもらうためにスカートを履く。
関西弁の転校生も実によいキャラで、ああ、男子力が高いというのはこういう人を言うのかなと思います。ときどきリアルにもおられますね。ほれてまうかんじの。


◆やぶうち 優 「ドーリィ♪カノン」 小学館 ちゃおコミックス

5巻と6巻が出ました。説明無用の人気少女少年コミック。いよいよプロへの道を歩み始めました。今までみたいに単純にきせかえ! 可愛い! って感じにはいかなくなってくるかな。
実写ドラマやらゲームやらと多角的展開も。相変わらず、カノンの可愛さは群を抜いています。


◆山本 アタル 「偽×恋ボーイフレンド」 リブレ出版 シトロンコミックス

今年の収穫のうちの一つ。女装を描いた作品は、本の半分を占める表題作(なんと全部描きおろし)ですが、それ以外も、あ、これ新しいなと感じるボーイズのラブが描かれていて気持よく読める一冊です。
何よりもめぐるちゃんの女装が可愛い。ファッションが華美でデコラティブなのに、現代的で実際ありそうで、リアル。まーお話としては、もどかしいほどのすれ違いの連続で、おーまーえーはーと胸ぐら掴みたくなるほどではありますが。


◆宵野コタロー 「僕は先輩に女装を強いられています」 一迅社 IDコミックス わぁい!コミックス

「恥じらいを忘れた男の娘なんて ただの女装にしかすぎないのよ!」
……そもそも「男の娘」という言葉も明確な定義は無く、それぞれの心の中にそれぞれの俺定義がある、というゆるふわなものではあるのですが、こうもはっきりと言い切られると、おお、そうか、そうだな、と納得してしまいます。
美人の先輩から強制女装されるというシチュエーションには夢が詰まっております。ほぼ全編に渡って展開される夢物語。


◆吉乃 そら 「お姉ちゃんが守ってあげる!」 一迅社 IDコミックス わぁい!コミックス

双子のアイドルユニット、という設定はありがちかなーと思いますが、そのどちらもが男の子で、女の子としてデビュー、というところが斬新。成長物語としての要素も多分にあって良作。
そろそろ現実でもこうした男の娘アイドルがばーんと出てきてもいい気はするんですけれどね。
(AV界には超新星が現れましたが(笑))


◆アンソロジー 「女装少年アンソロジーコミック ひめイチゴ組」 一迅社 REXコミックス
◆アンソロジー 「女装少年アンソロジーコミック ひめリンゴ組」 一迅社 REXコミックス

久しぶりに出た二冊は、プラナス・ガール終了後の松本トモキ氏の表紙や、ひめゴトを中心に据えたりする編集で、悪くありません。
しかし、どうしても一言申し上げたい作品があります。
RYUKI「お嬢さまはオトコの娘」です。
登場する男の子が、本気で女の子になりたい、自分は女の子なのだと信じているのに対して、お前は男だ、坊っちゃんだと強要するのは、いくらギャグやコメディであったとしても、笑えません。もちろん現実に身内からしてみればそう言いたくなる気持ちはわかりますし、その内容によっては笑える話にすることもできるでしょう(「とあるPたちの日常」は同様に女装をやめろと言い続けていますが、不愉快さはさほどありません)。
セクハラのレベルもひどく、おぞましいほどに感じられます。その女の子になりたい男の子が可愛く強く健気であることがわずかな救いではあるのですが……。
シャレや手段のために女装している男の子に対してならば、女装をやめろとしつこく言うのもギャグや笑いにできると思うんです。でも、そうじゃない子を主人公に据えてしまったのであれば、これはただの嫌がらせであり虐待です。
これまでに良作の女装、男の娘コミックを多数まとめてきたアンソロジーシリーズが、ここに来てどうしちゃったの? 今までに無い設定のものを作ろうとするあまりにこうなったのかとは思うのですが……(何も考えてない結果……では無いと信じます)。


さて、これで一般作品部門は終了です。いくつか私が、これはいいかな……と判断して買ってない本などもありますので、完全リストではありません。念のため。

残り成年コミックについてはもう少々お待ちくださいませ。

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