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この女装コミックがすごかったね!2013年版【一迅社編】

つまりこれは私が2013年に一迅社にどれだけお金を使ったかの物理的メーターなのだな……。

あ、新年あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年末から引き続いてというか、年をまたいじゃいましたけれど、まだまだ残っていますのでご紹介の続きをやろうと思っているのですが……。積み上がった本の多さに圧倒されています。
そうです、まさに圧倒。どんだけ出してんだよ、と思わずひとりごちるくらいには相当な量です。

一迅社。

雑誌「わぁい!」だけに飽きたらず、「わぁい!mahalo」に、「女装少年アンソロジー」シリーズを刊行し、なおかつREXという一般向け雑誌にも女装少年がちらほら出てくるという……。もうね、そういう出版社だと思って差し支えないと私は思うよ。うん。

単行本については、基本的にそうしたアンソロや雑誌に掲載されたものがまとまったわけですが、やはりパッケージされると違う見方ができるわけです。おまけページがあったり描きおろしイラストなんかもあったり。

まさかの一社一エントリですが、ちょっと駆け足で行きましょう。


◆すえみつぢっか 「リバーシブル!」2巻

看板作品ですよね。発売は2012年でしたが、奥付の日付が2013年元旦でしたので、ここに紹介いたします。
判型が変わったのだけはちょっと残念ですが、特装版にはおまけ冊子なんかもついてたのでまあ許そう(えらそう)。
続刊ですが、3巻で終了かな。同人誌などでも女装を好意的にとらえてたくさん描いてらっしゃる作家さんですが、そういう終わり方で来たかと思ったのが正直なところ。あ、これは3巻でお話することとしましょう。
私服が可愛いデザインなのはさすがですね。


◆日辻ハコ 「すずのね」2巻

密度が高くない絵柄ですが、作品内容には合っていたように思います。女装っ子女将奮闘記も2巻で完結。半分以上は外伝が占めています。


◆ゑむ 「ひみつの悪魔ちゃん」2巻

相変わらずキレキレのギャグですが、ちょっとシリアスな方向に進みつつあるぞ? この賑やかさはあれだ、うる星やつら的なんだな。ちゅどーんってなるし。
まさかの黒崎くん女装も可愛くてお得な感じでございます。


◆高槻ツカサ 「ぱすとふゅーちゃー」

お兄さんの「鹿児」と、妹の「未来」のお話で、ぱすとふゅーちゃー。そのタイトルに象徴されるように、本質は兄妹のお話です。女装はあくまでその舞台装置。
2chらしき掲示板とそのスレ住人と会話しつつ進む感じは、今風ですね。声も主人公補正で女の子っぽいとかうらやましいぞ。暴走していく感じが危なっかしいけど、ファッションも可愛くてなかなかようございました。


◆佃煮のりお 「ひめゴト」

カバーイラストもとても可愛いし絵も見やすい四コマ作品。主人公はともかく周りを取り巻くキャラの名前にちょっとびっくりしたよ。え、そういうのどうなの、とか思ったけど、読んでいくとちょっとずつ補正され理解できるようになっていくというか。
mahalo連載分は弟のかぐやくんが主人公。これが続刊では交わってくるかな。


◆ムラナコ 「禁制×四重魂」

学園モノ&現代モノの多い、わぁい!系で珍しいファンタジー。伝奇というか、退魔というか。こういう世界観だと女装があんまり際立たないですよね。


◆ヒロイチ 「お助け巫女ミコちゃん」

基本的にギャグですが、とても可愛くてようございます。押忍。
ラブ要素は添え物かなーとも思いますが、意外な組み合わせで来たぞ。私はそっちのほうが好きですけど。


◆みなづきふたご 「ボクと僕」

どちらかというとメインは、男の子に見える女の子。女装コミック群の中にいるから異色に見えますが、冷静に考えてみれば、現実的にありそうなのはこっちかもしれません。って、二人も可愛い男の娘出てきてそれはないか。
ないのかな。どうなんだ。最近は油断ならないからな。ぶつぶつ。


◆河南あすか 「オトコノコ娘デイズ」

可愛い絵ですねえ。可愛くなりたいと積極的な陽向に対し、節度を持ちつつ揺らぐ秋成。そして描かれるほのかなオトコノコ同志の感情。ああ、よいものだ。
あとがきにあった「誰もが可愛いカッコを自由に楽しめる世界になれば良いなと思います」という言葉に私はぶんぶんとうなずきます。や、20年前に比べたら楽園のような世界になったね。この先、どうなっていくんだろう。


◆竹林月 「ひかるtoヒカリ」

一連のわぁい!系の単行本で、一番読み返したの、これかもしれない。ボーイミーツボーイだからかな? 淡い恋の進展に共感したからかもしれません。スレた私にはぴゅあぴゅあ過ぎるなあとも思いますが。


◆BENNY'S 「同棲ちゅう!!」

女装少年アンソロからの単行本。ドタバタなコメディですが、兄弟二人の対比があってこれぞハーレムだよね伸也くん。後半拘束少女アンソロからの収録もあるんですが、読み始めてしばらくしてから、どれが男の娘なんだろう、女の子? あれ? って思ったよ。あと、帯にあった「双子」って誰のことだ。どこにそんな設定が……。


◆水鳥なや 「ボクのことスキになって」

積極的な男の娘というのはよいものです。でも、ツレナイお相手。……いや、オマエもだいぶ変な人だな……。読み進めていくと変な子ばっかり出てきて、なにがどうなってんだ、と混乱してきます。


◆松本ミトヒ。 「正しいエースの攻略法」

本に向かって、いや、待て待て。それはおかしいだろう。なんでだよ! と思わずツッコミを入れてしまうインタラクティブな一冊。もうミトヒ。さんはこの業界大御所ですもの。おもしろさ可愛さはお墨付きです。ちょっとずつ世界がつながっているというのもよいですよね。


◆エミリ 「春野と夏川。」

意外な伏兵って言っては失礼にあたるのですが、アンソロで読んだときには、箸休め的なギャグ作品という位置づけかなーなんて思っていました。ところがまとまってみるとギャグも切れてるし、割と正統派のラブコメなんじゃないか、と思えるようになってきて、いつの間にかスキだな、これ、と。
女装というものをこの漫画描くにあたって初めて知ったのかな、と思えるような描写が各所にあって、擦れてない感じも悪くなかったりします。単行本の紙質も凝っててもしかして他のみんなも同様に、「あれ、案外いいなこれ」と思ったんじゃないか、と勘ぐったりしています。


◆CUTEG 「全力乙女」

CUTEGと書いて「カム」と読まれるイラストレーターさんの男の娘コミック。アンソロではまさかの引きでやきもきしたよ。そ、そこで続くとかマジか!? と叫ぶくらいには。
タイトルの通り「全力」で「乙女」な男の娘が描かれます。ありきたりな言い方だけど、女の子より女の子らしい。
深い友情と愛情と、芽生えた新しい感情とに揺れ動きながらもまっすぐぶつかっていく感じとか、可愛い絵柄と相まって応援したくなる愛らしさにあふれています。


◆かまぼこRED 「ファミリーコンプリート+」

直球のギャグなのにキャラが異様なほどに可愛い新鋭による作品集。アンソロでも可愛さが際立っていたように思います。ファミコンシリーズは安定しておもしろいけど、巻末に収録された「先生!高嶺さんが落ちました!」シリーズは漫画読み全般にお勧めします。短いページのギャグ作品だけど、私も同じようにそれ「言っちゃっていいんスすかぁああ!?」と叫びたくなるほどで、いやあ笑った笑った。今後にも期待できる作品集です。よいよ。


◆はずみなりゆき 「オト☆コン」

タイトルは男の娘コンプレックスの略……なのかしら、いや、男の娘婚かな。アンソロの作品集ですが、すべての作品が独立していて豊富なアイディアを惜しみなく注いでる感があります。


◆ぺぷ 「カグヤ」

ここからは、アンソロ系から脱出して、REXなどの一般誌ものを。
妹かぐや姫の仇を討つべく現代日本にやってきた兄。眼帯、黒髪、セーラー服。もしかしたらもっと続く話だったのかもしれませんが、一巻完結です。


◆六堂秀哉 「Qgirl」

……ぶっ飛んでるなあ……というのが最初の感想でした。いや、普通に考えたらそりゃ無いでしょう、が通用しない世界ですね。ツインテの真琴センパイが、男の娘、たぶん。


◆真西まり 「僕が女装して弾いてみたらバレそうな件」

ドーリィカノンや女声男子にも出てきましたが、動画サイトで弾いてみたをやってみた、という設定から、だいぶドタバタを経て、まともなバンドものになっていくのかなーという予想を大きく裏切って、なんでそこでそんなことに……みたいなエンディングが待ち受けております。2巻と3巻が2013年に出て完結しました。


◆ねりすけ 「ボクたちオトコの娘」

こういう作品を「わぁい!」に掲載しないってところに矜持というか戦略を感じます。ドラマCDなどとも連携して本気の男の娘アイドル企画物って感じに仕上がっています。


◆女装少年アンソロジーコミック リボン組

すみません、一度公開後に追記です。アンソロ本誌もここに追加しておきましょう。
リボン組が出て、このシリーズは以降出ていませんのでひとまず終了ということでしょうか。連載っぽくなってた作品群も区切りがついたのかな。
この形式、悪くなかったので、継続して出てくれたら嬉しいなとは思います。


まだ漏れとかありそうですが、ひとまず私の手元にある一迅社系コミックスを一気にどどっとご紹介いたしました。これ以外にもわぁい!本誌ももちろん買ってるんだもの、一迅社がビル建てたら私窓ガラス何枚分くらいかしら……。

ところで、わぁい!と競っておりました二大男の娘誌であります、「おと☆娘」は惜しくも休刊してしまいました。それでも業界に残した足跡はとても大きいですし、単行本も多数出ました。
次回はそちらを取り上げたいと思います。

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