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この女装コミックがすごい!2010年版【一般書籍編】

というか、いわゆるハウツウ本も含めて。

■桜木ピロコ「オトコの娘の保健体育」コアマガジン
Hoken
2007年の「オンナノコになりたい」からはじまったハウツウ路線も、3年でここまで来ました。男の娘をターゲットにしたセックスのための心がけ本です。何度も書いていますが、普通のセックスと男の娘にとってのセックスは違います。そりゃ古代ギリシアからそうだった、とはいえ、そのための器官では無いですからね。なので、本当は男の娘を好きな男の子に読んでもらうべき本のような気もしますが、ある程度男の娘側もリードしたり、促したりしないと危険だものね。知識をもっておいて損はありません。
この手のハウツウ本はイラストも楽しみなんですが、この本の巻頭マンガはなかなかの出来でした。

■あぶひゃく「ふたりでできるもん」オークス
男の娘にとってのセックスというのは、相互アナニーでもあるのよ、という関係性を強調した形のハウツウがこれ。もちろん「ひとりでできるもん」の続編です。冒頭でさまざまな先入観を解きほぐしていくあたりはさすがですね。

■三葉「オンナノコになりたい!もっともっと、オンナノコ編」一迅社
元祖による三冊目です。ひねあきのコミックが実によい出来です。おっぱいの切り身?には笑いました。
以前と同じ話を繰り返してもいますが、少しずつ現実に合わせたプラスアルファがついてきてる感じです。

■いがらし奈波「わが輩は「男の娘」である!」実業之日本社
Wagahai
いっそグラビア写真集でもよかったのに、というぐらい美形で可愛い奈波ちゃんの本。元ジャニーズJrが、なんて報道が多かったですが、それに触れてるのはほんの1ページというあたりが、マスコミとのズレを感じます。
母であるいがらしゆみこ氏によるエッセイコミックが圧巻です。実の母に女装した自分の絵を描いてもらうなんて、どれだけ贅沢なことだろう。
男の娘文化が浸透したことにより、親世代からの理解という部分が広がったとすれば、それは大成功だった、と思います。カジュアルに女装を楽しむことは後ろめたいことでもなんでもありません。そりゃ少々お金はかかるし、「世間様」にはまだまだ理解してくれない層も存在します。だからといって人に迷惑をかけるでもない悦楽をやめることなんてない。
ただ、このあたりの話は、実際に悩んでいる性同一性障害などとは切り離して考えるべきです。悩んで苦しんだ上で性転換を選んだ人に「男の娘」という言葉をかけることは暴力にもなりかねない。手術をした、しないに関わらず、あり方について悩んでいて投薬などしているのでしたらば、その人は、女の子です。少なくともこうした女装コミックを論じるなどの気軽な話の中では分けて考えたいと思っています(なので、「放浪息子」は微妙だったりするのよね)。

■「オトコの娘カルタ」inforest
カルタかあ……そう来たかあ。というのが最初の印象。手にしてみたら作りもしっかりしてて、お正月にみんなで遊べそうです。家族親戚が集まったら、さあオトコの娘カルタ!(無理だ)
百人一首マンガ、ちはやふるが大ヒットしている今こそ、競技オトコの娘カルタの大会が開かれたりする……かもしれません(だから無理だ)。
Karuta01
Karuta02
Karuta03

★スローオナニー研究会「ゆっくりしていってね」コアマガジン
Yukkuri_2
最後は手前味噌です。せっかく可愛い男の娘になったのならば、新しい男の娘ならではの快楽を追求してみよう、という「自分探し」のハウツウ本です。
縁があって、こちらの本の一部執筆をさせていただきました。あんなに真剣に女装コミックを読み込んだのは初めてでしたよ。でも、そうするといろんな発見があるんですよね。じっくり読むことによって、皮膚感覚が憑依してくるような体験はなかなか貴重でした。

***

そんなわけでお送りしてまいりました、2010年のこの女装コミックがすごい。もちろんここに掲載されていない作品にも秀作はあるんだろうな。私ひとりが足で探したものだけに限っていますので、見落としもあるんじゃないかな。
ぜひ、そのときはこんな作品あるよ!と教えていただければと思います。

2011年はどんな年になるんだろうな。反動だけが怖いのですが、放浪息子もアニメ化されますし、プラナス・ガールあたりも可能性を秘めています。
あと、そろそろ男の娘タレントや、アイドルが出てきてもいい、と思います。オリジナルの男の娘ドラマとか作って、テレビと決別しちゃった私を悔しがらせてください。

それでは、よいお年を!

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