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この女装コミックがすごい!2009年版【その他書籍編】

最後は、一般書籍関連です。

オンナノコになりたい、という本が出たのが、2007年。それから続編や他社からの出版も相次ぎ、現在ではあるひとつのジャンルを形成する勢いです。
その中からいくつか。

吉永真悟 菘あつこ「続オトコの娘のための変身ガイド 女声で歌う しぐさで魅せる」遊タイム出版

タイトルにあるように、声の出し方や、しぐさを総合的に研究した本です。メイクについてや洋服の選び方は、前作ですね。かのエリザベスが協力している、というのも大きなポイントでしょうか。

鳥山仁 樺昭子 他「今日からオンナノコ!!」三和出版

新規参入ですが、過去に出版された先達を正しく研究し、一冊にまとめた本とも言えます。


七ノ瀬「女の子の声になろう!」秀和システム

出版社を見て驚いたのは私だけじゃないよね。ともあれ、付属CDと書籍という形での出版形式は、お手の物。
「声」に主眼をおいた編集です。私の大好きなvip店長が出てきてて嬉しかったな。

これらの女の子になるための本は、ある意味、「女の子というもの」を解体分析した本、とも言えます。まずは女子を知り、それを男子の上に乗せていくためにはどうしていけばいいか、という話。
オンナゴコロはとても難しいけれど、女の子が普段どんな苦労をして「キレイ」や「可愛い」を体現しているのか、ということは男子たるもの知っててもいいと思うんです。
でもやってみたらわかると思うけれど、そこにあんまり他社が介在してない可能性もあるんです。もうお化粧やファッションそのものが楽しい!となれば、誰かのために、誰かにウケるために服を選ぶってことは、実はそんなに重要視されていなかったりするのです。

で、じゃあ、男の子がキレイな可愛い女の子になってみました。そしたら、次に、何をしましょう?

まさか、そのアンサーではないと思いますが、こんな本も今年の話題をさらいました。

あぶひゃく「ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~」メディアックス

男の子が女の子のように気持ちよくなるためには、実は危険が伴います。本来はそういう器官じゃないところを使うからね。それでもなぜか人間の身体は不思議と、そこでも気持ちよくなれるように作られているのです。
じゃあ、知識を身につけて安全に楽しみましょう、というのは、正しい流れです。
私たち、って言っちゃうけど、つまり女の子に変身した男の子が知識を持っていれば、いざ男の子とえっちすることになっても、少し安心かも、ね。そこをもっとふくらませれば、次は、男の子同士のえっちの仕方を描いた本が出るだろう、と予測ができます。もう誰か書き始めていますか?

さて、これもまた話題になりましたね。

オトコノコ倶楽部 三和出版

くいーんは、「お友達を求める、女装っこのための本」でしたし、ひまわりは「女装っこの女装っこによる女装っこのための本」でした。
この本は、そこら辺をもうちょっと裾野を広げて、女装っこも楽しめ、女装っこが好きな人も楽しめる、女装関連文化を横断した本として企画された……のかなと私は勝手に思っています。
ニューハーフのお姉さん方をグラビアに添えた本は結構古くからありますけどね。女装っことニューハーフってやっぱり違うよ。
寄稿している漫画家さんの作品もハイクオリティなのが嬉しいです。だって、上連雀三平やしのざき嶺、ひねもすのたりですよ。錚々たるメンツですよね。

では最後に。

「季刊エス」1月号「おとこのことおんなのこのあいだ」飛鳥新社

現代的なイラストやコミックの作り手のための本に特集として、女装・男装が選ばれました。女装男装作品紹介のページは、それぞれにバランスがよくて私の知らない作品もあり、よかったです。
もちろん掲載されているイラストは素晴らしいです。

*

そんなわけでお送りいたしました。こうして見てもやっぱり豊作でしたよね、2009年は。
2010年は、女装コミック業界にとってどんな年になるんでしょう。あ、そういえば、プラナスガールがラジオドラマになるとか。もやしもんも実写になるみたい。
私は実写ドラマというと、前略ミルクハウスの悪夢を忘れられません。プリンセス・プリンセスはすごく頑張ってたと思うけれど、さて、もやしもんの蛍はどうなるのかなあ。
私の大好きな、木々のラブミーテンダーの新刊は来年こそ出るかなー。
などなど。
いち読者として、ワクテカしながら待ちたいと思います。

この女装コミックがすごい!2009年版【成年コミック編】

あんまり熱心に追わなかったので、代表的なものをわずかながら。
それでも、大きな収穫があったのですけれど。

まずは大御所。
ダーティ松本「女装奴隷人形」 久保書店 WORLD COMICS MAX
過去の作品の再編集……でしょうか。少々雑多というか、混沌とした印象ですが、それもまた味。黎明期にこうした作風で切り開き、今でも一線で活躍している、というのはすごいことだと思います。

峠比呂「ちょっとだけ未来学園にようこそ」 コアマガジンホットミルクコミックス
さて、本当に「ちょっとだけ」でしょうか? うん、そうかも。現在の女装少年に対する認知度の加速からすれば。
正確には「女装」じゃないかもしれません。ホルモンバランス云々というフレーズがありますしね。

命わずか「僕がお姉さまの雌奴隷になるとき」 シーズ情報出版モエールオンライン
もうこのタイトルがすべて、と言ってもいいくらいです。ただ、残念ながらこのシリーズは冒頭に2編のみで、それ以外に女装少年は登場しません。
もうてっきり専業でそればっかり描いてらっしゃる方かと思ってたのですが。なんとも、こう、汁気の多い作品集です。たぶん、この方の他の単行本にも女装シーン等多々あるかと思われます。私が買ったのは、今年はこれだけでした。

と、濃いところから、ボーイズラブ方面に舵取りをしつつ

鹿島田しき「治さない病」 メディアックス MDCOMICSNEO
濃厚な一冊。この方の描く絵も、実に官能的です。なんでもないイラストレーションでどきどきさせられるというのは、稀有な才能ですよね。
女装系アンソロジーでも異彩を放っていただけあって、それらを束ねたらそれはもう豊潤なお味で。
あまり「作者」が顔を出さないのもこの雰囲気作りの一助になっている気もします。

達華モモヤ「たちっぱな!」 メディアックス MDCOMICSNEO
今年の大収穫、というより、業界の大収穫ではないでしょうか。「スカートの魔法」で女装少年好きをめろめろにした作者の、初単行本。丸みを帯びた絵は、児童マンガ的な雰囲気も漂わせつつ、えっちは濃厚です。
前にも書きましたが、無理やりに……というシチュエーションがありません。女装少年が、普通に恋をして、普通にえっちをした、というそれだけのお話です。だからこそ胸に染み入るのです。
前半が女装もの、後半が直球ボーイズラブものです。後半はやや泥臭いというか、生々しさを感じてしまいます。欠点ではなくて利点ではありますが、私は前半のような女装ものだけの一冊もまた読みたいです。

幾夜大黒堂「姉と女装とエロ漫画家」 富士美出版 富士美コミックス ペンギンクラブ
そして、最後に、タイトルにも「女装」と入った作品集を。
もはやこのジャンルでは大御所かも。この方の描く「女装」は、衣装も凝ってて実に可愛いんですよね。私が大好きなのは、ラストちょい前のちょっとフォーマルなドレス。靴とかワンポイント効いてて、うまいなあというか、着てみたいなあというか(笑
「姉」ももちろんキーワードですが、私はかりんちゃん好きなので、そっち方面からの「続き」も読んでみたいのです。

まだ未入手ですが、
笹倉綾人「少年ドルチェ」
も、今年の大きな収穫と言えるかと思います。

見落としがたくさんありそうです……

この女装コミックがすごい!2009年版【一般コミック編 その2】

■ 新規登場 ■
ここでは、今年新たに1巻が発売されたものや、1巻完結のものを。

松本トモキ「プラナスガール」 SQUARE ENIX GC JOKER

私にとって、今年最高の出会いは、プラナスガールでした。
絆ちゃんの可愛さは元より、槇くんがもうカッコよくてさー。二人がただいちゃいちゃしてるだけなのが、なんでこんなに楽しいんだろうと。
ある意味ストップひばりくんの正統な後継者だと思っています。決定的な証拠は読者にはきっと見せずじまいかなーというのがちょっとだけ残念ですが。

江口寿史「ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション1」 小学館クリエイティブ

というわけで、その本家、ストップひばりくんの、コンプリートエディションが発売になっています。
私はジャンプコミックスで4巻まで持ってるからなー、んでその後に出た再編集版も買ったしなー、ということで、ちょっとだけ躊躇しています。つまりまだ買ってない。
ひばりくんは今見ても絶対可愛いと思うんだ。私、中学の頃、本気でひばりくんになりたかったのだ。

東村アキコ「海月姫」 講談社KissKC

絶好調、東村アキコの新作です。一気に1巻から3巻まで今年出ています。刊行ペース早い。
尼ーずのみんなのほうにどちらかというと感情移入してしまうのですが、私。

すえみつぢっか「おと×まほ」 原作白瀬修 キャラクター原案ヤス ソフトバンククリエイティブ FlexComix

ある時期、男の子が魔法少女として戦う、という作品がどどっと刊行されて、考えることはみな一緒かーとちょっと思ったりしたのですが。ある意味、これまでの魔法少女ものをメタ的視点で再構築した、とも言えますが。
ただ、私の考える「女装」的には、魔法での変身は、プロセスを一気にすっ飛ばしてしまうため、あんまりモエではないのです(この辺、TSジャンルとも絡んでくる話ですが)。私としては、少しずつ化粧をされ、衣装をつけて、「これが…ぼく…?」ってのが好きなもんですから。
いや、でも、この作品は面白かったです。2巻まで出ています。もともとはラノベですね。

陸乃家鴨「少女の妄想はいつひらく?」 実業之日本社 マンサンコミックス

Comic_hiraku
主人公夢子ちゃんのコス友、上田広明くんが大変可愛いのです。1巻完結ですが、メインではない登場人物は、前作から引き継いでいるようで。もし、このパターンで続けば、またもう一度アキちゃんに会えるかも。

楠桂「Unな彼女」 新潮社 BUNCH COMICS

なんとも、楠桂らしい作品というか。八神くん以来すごく久しぶりに読んだのですが、いい意味で全然変わっていませんでした。
女性同性愛や、男性同性愛もテーマに絡んでくるんですけれど、ちょっと捉え方がなあ。おっさん的というか……。

谷川ニコ「ちょく!」 SQUARE ENIX GC ONLINE

どうにもとらえどころの無い作品。女装も意味があるんだか無いんだか。可愛いけど。

松浦聡彦「原宿☆たけのこ交番」 小学館BCモバMAN

Comic_takenoko

警察官がおとり捜査のために女装して、という話は、今年実際のニュースとしても話題になりました。
けど、そこで見た画像は……、ウィッグはもう少しいいもの使おうよ、女装なめんなよ? と、私は思っちゃったけどなあ。
マンガのほうは思ったより可愛く女装が描かれてて、おもしろかったです。私もあんなおっぱいほしいです。

KEN+「アスカはいぶりっど」 Bdmfマガジン YA!Comics

帯に、「男の子だってたまには……女の子になってみたい!?」とありました。大きくうなずく私です。
広義には、TSコミックということになるんでしょうね。主人公のアスカは、魔法で女の子に変えられちゃいました。
しかし、大丈夫。私たちには、弥生ちゃんがいる!(って

しまだ「ボク×カノ」 角川書店 角川コミックス・エース

ほんとにまんべんなくいろんな出版社から出ていますね、女装もの。おおもとのプロットは、敢えてお約束とも言えるものを採用して、いかに可愛く描くかってのが、しのぎのポイントかもしれません。

ひな。「野に咲く薔薇のように」 双葉社 ACTION COMICS High

Comic_nonisaku
女装は魔法のようで現実的な手段です。なので、パーフェクトに女性に化ける、ことは可能ですが、別人になることは難しい、と私は思っています。女装した私を、女装していない私しか知らない人が見たとしても、おそらくすぐにバレます。
いわんや他人に化けるをや。でもいいんです、マンガですから。可愛いし。

いとうえい「ぶらこんッ!?」 双葉社 ACTION COMICS High

Comic_burakon
所収のVol.5のみではありますが、大変に可愛い弟くんです。まっすぐに「女装趣味」ってところもよい。でも、やっぱりスカートの下には、トランクスは似合わないよね。

岸里さとし「女子♀の心得!」 少年画報社YC COMICS

Comic_jyosino

スラップスティックという言葉が似合う作品かなと思います。荒唐無稽、でも、絵がイキイキとしててよく動く。描線もセクシーです。

一葵さやか「コスちゅ!」 一迅社 ぱれっとComics

Comic_kosucyu

四コマ作品だと、きっと他にもあるんでしょう。けれど、今年は私はこれだけしか買ってないかも。
非常に達者な線で描かれてます。破綻が無いっていうのかな。なので、とっても可愛いんだけれど、ちょっとどこかで見たことあるなーって感じてしまいました。

中森ゴセン「わたし、男子校出身です。」 原作椿姫彩菜 ポプラ社

Comic_dansiko

原作も読みましたよ。もうね、痛いやら苦しいやらでごろごろ転がりながら。いたたまれないとはこのことよ。
他人事じゃないんです。全然。丁寧に書かれれば書かれるほど、痛いんです。しかもこちとら、最終的によかったよかった大成功~ってわけでもないし。
コミックになってだいぶ和らいだ感じはします。けど、可愛い子は昔から可愛いのよね。はー、とも思ったり。

ラストに、アンソロジーを。

アンソロジー「女装少年アンソロジー」 SQUARE ENIX GC ANTHOLOGY

最初にきいたときには驚きました。えっ、スクエニが女装少年をテーマにしたマンガ出すってよ、みたいな。
でも、プラナスガールに出会うことができましたし、佳作ぞろいでした。よかったよ、これ。続編あったら買います。

アンソロジー「チェンジH」 少年画報社 TSコミックス

pinkとblueの2冊が出ました。出版ジャンル名が「TSコミックス」とは直球な。
どちらかというと、女の子に突然変身してしまう、というTSモノがメインでした。嗜好の問題ですが、私はそちらに対してはあまり萌えるものが無いので、わけてもらってもよかったかなーとは思いますが、贅沢な話ですね。
あまり萌えるものが無いと言っておきながら、なんですが、甘詰留太氏の作品はどちらのもよかったです。さすがにうまいですね。pinkのは自身の単行本に所収の作品のリメイクだ、という話は案外語られてなかったような気がします。

アンソロジー「女装の王子様」 光彩書房 BOYSL

女装ブームに対する、ボーイズラブ方面からのアンサー、と私は捉えています。Vol.2まで出ました。
なので、もちろん、女装の男の子は、男性と結ばれます。それもまた良しなのでございます。

この女装コミックがすごい!2009年版【一般コミック編 その1】

2009年。例年に増して「女装」というキーワードがメディアを賑わせたように思います。
オトコノコだって綺麗になりたい、という思いは特別変わったものではなく、抑圧するより開放したほうがいいし、楽しいじゃない、と、男子も女子も思ったのでしょう。雲雀亭は何度もメディアに取り上げられ、東京化粧男子なるイベントも大盛況に終わりました。
私、正直に申し上げます。女子の格好でのパス度が年々上がってるんですが、私実は女装男子なんです!って、ばらしたほうが美味しいんじゃないのか?と思ったことが何度かあります。

さて、前置きはこのへんで。なにせたくさんあるので紹介しきれなくなっちゃうかもしれません。

まずは「一般コミック編」です。「成年」マークの無いものを、少年少女青年レディース四コマひっくるめて、ざっと参りましょう。

■ 継続連載もの ■

宮野ともちか「ゆびさきミルクティー」 白泉社 JETS COMICS

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なんといっても、今年最大のニュースは、「ゆびさきミルクティー復活」です。正直、私を含め、かつてのファンの多くは諦めていたと思います。三年のブランクを経て、完全復活です。
単行本としては、8巻と9巻が大幅なリライトの上、発売されました。そう、そこには、あの名シーンも含まれています。でも、あれって、結構切ないシーンなんだよ。
私としてはこちらのシーンが好き。連載開始当初から、実は店長エンド、というのを期待していたのですし(腐女子だなあ)。

いけだたかし「ささめきこと」 メディアファクトリーMFコミックス

4巻と5巻が今年出ました。
世間の認識では「女装コミック」では無いですし、実際登場する朱宮くんは、完全にサブキャラです。4巻では実際ヒトコマしか登場シーンはありませんでした。
アニメ化もされましたし、私もこの作品の第一話を読んで号泣しました。メインである純夏と風間の気持ちのゆれやすれ違いはゾクゾクするほどに素晴らしく、巻を追うごとにハラハラを増します。
しかし、5巻に所収された、その25「彼と彼女の宝物」で、私は大きなショックを受けました。待ちかねた朱宮くんメインのお話です。それがまさかあんなことになるなんて。
敢えて言いますが、あれは、あんまりです。いくらなんでもあれは無いよ。

もりしげ「フダンシズム 腐男子主義」 SQUARE ENIX ヤングガンガンコミックス

3巻から5巻までが出ました。
快調に回を重ねるオタク文化横断解説コミック(勝手にそう言ってますが)。3巻には、数年前までアンダーグラウンドでひっそり販売されていた「女の子パッド」は登場するし、4巻できよきよが、5巻で部長が、と、どんどん女装の輪も広がっています。

Comic_fudanshi
そしてブラもついにしたか。うんうん、実際そうなんだよね。
しかしいよいよ本来の、のぞみんとアマネ……じゃないや、数にフラグが立ちました。エンディングが見えてきた感じでしょうか。

おりもとみまな「メイドいんジャパン」 秋田書店 ChampionREDComics

2巻と3巻が出ました。
どうしてこの作品は、こんなに熱いのでしょう。いやもうやってることは、限りなくしょーもないというか、ギャグというか、鬼というか。それなのに、確実に読む人の心を揺さぶります。
3巻でついに男バレ。しかし、ここからまた熱い展開が期待されます。おもしろいし、私この作品大好きなんですが、あんまり大きな声では言えないのも事実なんでございます。言っちゃったけど。

塩野干支郎次「ブロッケンブラッド」 少年画報社 YoungKingComics

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IVが出ました。帯に「『全員女装男子?むしろ最高じゃないか!!!』」とあります通り、桜子ちゃんだけじゃなくて、女装の輪がここでも広がっています。ええ、むしろ最高です。
前の巻にあった、背中のがばーっとあいたドレスは、実に良かったです。

志村貴子「放浪息子」 エンターブレイン BEAMCOMIX

9巻が出ました。
いわゆる「女装コミック」としては、最重要な位置にいる作品だと思っています。でも、だからこそ私には、ちょっと重い。全然他人事じゃない。まあ、私はシュウくんよりマコちゃん的ポジションかもしんないけどさ。

さて、ちょっと加速して行きます。

こいずみまり「みずほアンビバレンツ」 双葉社 ACTION COMICS High

2巻と3巻が出ました。みずほちゃんはとっても可愛いけれど、もう少し男の子っぽいほうが好きかなーなんて私の好みはどうでもいいですね。

石川雅之「もやしもん」 講談社イブニングKC

Comic_moyashimon

別に女装がテーマでも何でもありませんが「女装青年」である蛍が相変わらず可愛いです。今年出た8巻では、関連した名セリフ「男の夢を男が壊したらアカン」にしびれました。

新井祥「性別が、ない!」 ぶんか社

6巻と7巻かな。生まれるべくして生まれた作品だと思っていますが、作者が新井祥でよかった、と私は思います。半陰陽だったから、というよりは、作家としてのウマさにおいて。ギャグと実録のブレンドもうまいし、性別というものに対する世間の誤解や固定概念をやんわりとほぐして巻を重ねています。
性別というものに悩んでいる当事者より、ごく一般の読者に読んで欲しいなー。

西炯子「ひとりで生きるモン!」 徳間書店 Chara COMICS SPECIAL

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いつか女装ネタやるんじゃないかと思いつつ3巻まで来ちゃいました。でも、このコマが見られただけでも大変な収穫です。満足です。

那波マオ「ハーフ・アンド・ハーフ」 講談社デザートKC

2巻が出て完結しました。いつきちゃんだけでなく、マルちゃんも大変可愛いです。

あとは、私読んでないのですけれど、
遠藤海成「まりあ†ほりっく」
メディアファクトリーMFコミックス アライブシリーズ
や、
金田一蓮十郎「ニコイチ」
SQUARE ENIX ヤングガンガンコミックス
が、順調に巻を重ねています。

ああ、やっぱ長くなった。エントリを分けますね。

予告編

このエントリは予告編です。

私、お気楽ミュージアムというサイトで、女装が出てくるコミックや小説についてのデータベースをずっと作っていました。2004年ごろまで結構コマメに更新していました。
でも、日記をhtmlからブログ→mixiと移行するにあたって、web自体の更新が面倒になってしまい、現在は当時のまま、アーカイブとして残しています。

かといって、私の女装関連コミック収集が終わったかと言えば、全然そんなことはありません。
相変わらず、ついつい買ってしまいます。

そして年末ごろにその年を振り返って、ああ、今年も豊作だった、と毎年思っています。なんというか、加速しているような印象はありますが、飽和している、という気もしなくもありません。
とはいえ、2009年も大変に豊潤でした。

きっと誰かがすでにやっていると思うのですが、「このマンガがすごい!」とか「このミステリーがすごい」みたいに、「この女装コミックがすごい!」という企画をやってみたくなりました。

ただ、私は好きな作品に順位をつけることはしたくありません。みんな違ってみんないいんです。なので、業界(笑)全体を俯瞰して、ちょびっと分析するだけのご紹介レビューになるかなーという予感。
へー、こんなのあったんだーという収集の一助になっていただければ幸いです。

現在、本をスキャンしたり抽出したりの作業中。年内に公開しないと意味がないぞーと自分にハッパをかけつつ、のんきにやっています。

*

当初「この男の娘マンガがすごい!」っていうタイトルにしたほうがキャッチーかなーなんて思ったのですが、「女装少年(青年)」と「男の娘」って、別ものですよね。
例えば文化祭や余興、ミッションで男性が女装した。それがとても似合ってて綺麗だった。でも、それは女装であって、男の娘じゃ無い。
恥ずかしかったり、周りの目があるがためにスカートをはくことはできないけれど、本当はスカートがはきたい。髪も伸ばして綺麗にしてみたい、と思っている男の子がいたら、それは女装していなくても、男の娘なんじゃないかなと思うのです。

「女装」をテーマに集めているので、必ずしも男の娘じゃないよなーという思いから、直球タイトルにしてみようと思ってます。ま、これから気が変わるかもしれないけど。

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