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女装少年アンソロジーコミック みかん組

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全年齢対象の女装少年アンソロも気づけばもう10作目。わぁい!と並行して出ているわけで、世に男の娘&女装っ子マンガの花ざかりなことよ。ほくほく。

不定期連載的に続いてる作品もあるので、インデックスが欲しいところ。

男の子のための、というエクスキューズがあるもののカップリングに法則性は無く、自由度高くてよいです。
コメディはよいけどギャグまでいくとちょっと微妙だなあと思ってしまうよ。嫌いじゃないんだけど。
森清士郎のヘビイチゴシリーズがすごく好きなので、単発単行本を希望。

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どんとこい。
このあとのポッキーのシーンは、屈指の名シーンだと思うんだけど。オチも含めて。

さて、このあと11、12と続くのかどうかはわかりませんが、せっかくなので、今まで見たことも無いようなどきどきする女装少年モノが読みたいなあ。

おりもとみまな「性なる嘘つき」

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女装と性転換を混在させた作品集。確かに今までそういう切り口は無かったよね。確かなテクニックと美麗な絵でしょーもない話で無駄に熱い。おもしろい。ただ、リアル女装っ子や男の娘がこれに感情移入するかってーと、……それは無いな。

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でも、ファッションは可愛いなあ。なんで父さんが、持ってるかといえば、真に男にしかできないことは女装だから、って。父さんがこれ着てたのね。

メイドいんじゃぱんのときにも思いましたが、この体温の高さはどこから来るんでしょうね。今までに見たことが無いもの、という意味では圧倒的な読後感かも。

天瀬晴之「ないしょの乙女リボルバー」

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……年の瀬も近づいて、そろそろ今年の男の娘マンガ総括かなーと思ってたら、まだまだ来るなあ。すげえのが。
一般誌掲載ギリギリ(なのか、実はアウトなのか)な描写てんこ盛りでSF的要素もがっつり入ったこれは、思ったよりも私の琴線をゆらゆらとソフトタッチするのでした。

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ストライク・ウィッチーズとかあのへんを想起させるところもあるのですが、そこに「真の漢に憧れる男の娘」という矛盾していそうでしていないキャラクタを配置させてブレンドしているところがオリジナリティ。
女の子じゃないからパンツを見られても平気だよ、とか、んー、いや、そうなんだけど、えー、そうだっけ?
マナーとしてパンツを見せるなと言いながらも、やたらとパンチラカットが多いのは気のせいかしら。

1巻完結です。なかなか濃厚。

「オトコの娘コミックアンソロジー」強制編&小悪魔編

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ミリオン出版より「おと☆娘シリーズ」として出た本です。成年コミックの無い一般本。けど、ギリギリだなーっていうか、あんまり若い子は読んじゃダメだよっていうか。
「強制編」はその名の通り、強制的に女装させられる男の子が描かれます。やはりここは「恥じらい」と段々染まっていくというプロセスにこそ味わいがありますわよね。
私としては何のエクスキューズもなく全員動物耳で尻尾がある「夏のウェイトレスさん」がちょっと突き抜けた感じでよかったな。

そして「小悪魔編」です。こちらはフツーの男の子を弄んじゃうような一歩進んだ男の娘満載。前作とよいバランスですね。厳しい目でお話を追いかけると、なんかちょっと変な気がするけど……なんて思う作品もあったりもしますが、そんなことはこの可愛い子の前じゃどうでもよいことなのだ(言い切った)。

*

はてさて、何気なくまだレビューしてない今年出版された女装っ子マンガがどのくらいあるのかなーと数えて見ましたら、軽く50を超えていました。ほら、もう毎日1つずつ書いても間に合わない。
50ってすごいですよね。全部床に敷き詰めたら上で寝られます(どんな発想か)。年末までにそれらを一同に介して背表紙の写真でも撮ってみようかな。
レビューはちょっとずつ続けます。お付き合いいただけますと幸いです。

深瀬アカネ「かわいくてごめんね」

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帯にも堂々と書かれておりますように「男の娘コミック」です。BLだけど。
編集側からのオーダーだったようで、そこらへんの顛末をあとがきに描かれています。攻めの男の娘とか刺されないかななんてご心配されていますが、んなわけあるかいw そもそも「男の娘」というカテゴリが生まれたことによって、飛躍的にカップリングの幅が広がった、と考えることもできるわけで、そこらへんマンガなんだもの自由でよいよね、と思います。

さて、この作品は、男子校にある「接待部」をベースとしたオムニバス的お話。毎回主役の男の娘が違います。あー、でも、私の中では、どっちかというと女装っ子ですね。定義論争にはあんまり興味無いので、簡単に日和りますが。
ただ、トップバッターシズカちゃんはちょっと違うかも。だって、普段着が、
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これだもの。これで「女装じゃない」ですって!? そりゃナンパもされましょうぞ。確かにパンツだし、でもブーツだし、髪アップだし。ああ、可愛い可愛い可愛い。

みんなそれぞれに可愛いんだけど、地味さを自覚して一歩引いているリコに感情移入しちゃうなあ。
そうそう、本名からの女の子名前の作り方が独特でうまいので、そこらへんにもちゅうもくー。
あと、ユイちゃんのお話はなかなかに「使える」レベルの作品だと思いますぞ、男子諸君!

いんたありゅうど

いやあなんというか。
ふと気づくと、11月も半ば。この調子だと、毎日一作紹介しても、今年出た女装っこマンガすべてを紹介しきれないこと明白。わはは。
それにしても今年たくさん出ましたねー。もちろん私は嬉しいのです。玉石混交……とも言えるかもしれないけれど、確実にレベルは上がっているし、今までに無いものをと考えている作家のみなさまのせめぎあいが実にすばらしくて、大変満足な一年でした。と、思わず総括。

レビューを真面目にやろうと思うと、いろいろとプレッシャーもあったり、キレイな形でまとめようと思うと準備が必要になったり。でもそうすると記事が遅れていく。ジレンマでございます。
ので、試験的に、もっと気楽にカジュアルに記事を書こうかな、というわけで、言い訳のエントリでございました。
次からはまたレビューやるよ。やるともさ。やれたらいいな。

黄上恵理「同時同性交友のススメ」

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黄上恵理さんの描く女装っ子は、どう、と言いようがないのですが、独特です。物語にというより、存在にリアリティがある。
特に、冒頭に二編入っている新&サキちゃんシリーズのサキちゃんは、背が高いことをコンプレックスに思っているけれど、料理は上手だし、気が利くし、すんごい可愛いのよね。
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ね、こんなん言われたらたまらんでしょ。

このサキちゃん、実際背が高くちょっと体型もごつい感じに描かれています。でもそれがむしろ魅力になっている。二人の体格差(逆に新は背が低いことをコンプレックスに思っているとおり、ちょっと小さい男の子)をすごく気にかけて描いてることがよくわかるのですが、案外こういう女装っ子を描いた作品ってなかったのよね。

こう言っては何ですが、一部のトラニーチェイサの方は、こういうの好みだったりしません? 体格がよいとか背が高いことを気にしてて、でも可愛くて。時には組み敷かれたりして。なんて。

今様の男の娘ブームの中では出てきにくい作品です。ので、貴重。

後半に掲載されている、洋司&遼太郎シリーズはまたそれとは違うけれど、出てくるファッションがどれもすんごい可愛くて、真似したくなります。

夏目かつら「桃色男の娘」

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「男の娘」とタイトルに入った作品も数多く出版され、もはや辞書に載る勢いです。でも、定義が曖昧なので、ちょっと無理かな。厳密に定義したら、こういう言葉はきっとすぐに廃れます。
少年マンガ、少女マンガ、男性向け成年、女性向け、BL……などなどもはやジャンルを乗り越えて、女装少年は描かれています。一番少ないのは、劇画?
そもそもジャンルというのも曖昧な話で、マーケティング的にどんな層に読んで欲しいか、ぐらいの意味合いしかありません。でも、女の子が少年ジャンプ読むの当たり前の時代ですもの、おもしろければ、no borderです。

男の娘を描く場合、そのお相手の性別というのは、気にする人もいるかもしれませんね。マンガを実用に供している方にとっては死活問題かもしれない。けど、普通に読んで楽しむだけなら、男の娘が幸せになりさえすれば、マッチョな男子に愛されようが、女王様な女子に愛されようが、別にいいよね。

ただ、当然そこには、私の好み、が関わってきます。男の娘に感情移入するとすれば、ある意味リトマス試験紙みたいなものかしら。私は、どちらかというと、男の人に愛される男の娘が好きです。んー、正しくないか。男の人に愛される男の娘を描いた作品に、好きなものが多いです、というのが正確ですね。

前置き長かった。この「桃色男の娘」は、BLからのアプローチ。ですので、当然お相手は、男の人です。絶対ハッピーエンドになるとわかっていても、男の娘を泣かしちゃダメです。
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すごいこと言ってるのに、もらい泣きしてまうやろー

私には最初の郁ちゃんと涼二さんのカップル話がベストトラック。他のもよいけど、郁ちゃんが可愛すぎる。男子の制服着てても可愛い。そうか、ああやって髪は結べばいいのか、ぶつぶつ。
あー、あと、ナベくんは、郁ちゃんにちゃんとあやまることっ。

ちっ、いいなあみんなラブラブで……と、嫉妬するくらいにがっつりはまって楽しい作品集でした。この路線で、もう少し読みたい。

春夏秋冬鈴「レディーズメイド」1巻

春夏秋冬と書いて「ひととせ」。春夏秋冬鈴さんのデビュー作にして、初単行本です。
まったくそうは思えないほどに手練れた印象。安心して読めます。
この本は、少年画報社のTSコミックスレーベルから出ています。つまり、あれよ、チェンジHから派生した作品ってことですね。
チェンジHは、大変野心的な本でしたが、私個人としては、女装とTSが一緒になっちゃってて、私自身が楽しめるのが半分くらいだったのが残念で、結局読まなくなっちゃった。
けど、佐野タカシの「女装子女」とか、この作品のような秀作と出会えました。

ワガママお嬢様と男の娘メイドのお話って、そういえば他にもちらちらと見かけますね。特に、男の娘作品界隈に。やはりポイントは、男の娘のメイド姿と、時々デレるお嬢様ですわよね。おほほ。

……というわけで、Amazonのアフェリエイトテストも兼ねて、レビューをしてみたよ。こんな感じで、ウチに眠る膨大な女装モノコミックをもう少し陽の目のあたるところに出してあげたいなあと。
結果としてマイナーどころが多くなりそうだけど……ま、そりゃ私の宿命みたいなものですねw

きょろきょろと

「エマージェンシー」なんてタイトルで、自分の身の回り数メートルの小さい記事を書いた少しの後に、日本は大変な大災害に見舞われました。
あちこちで書いたことですが、私自身、3/11を境に色んなことが変わりました。特に内面。

それが落ち着くまでに数ヶ月を要しましたが、2011年も半分過ぎた今、またちょっとずつこのblogも動かしていきたいなと思ったのです。
頭の中にずっと閉じ込めてた思いや、もしかしたらあまり広く知られていないこと、そんなことをまたここで書いていこうかなという気持ちになっています。

mixiでそういうことはやってきたんだけど、ここに来て、mixiさんが進みたい方向が見定められなくなってきて。
ひょっとして私がやりたいこととは違うんじゃないか、と薄々感じはじめています。

そんなわけで。
消えかけてた灯りを、もう一度灯します。よかったら、また、のぞきに来て下さい。

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